研究領域 | 「暴れる気候」と人類の過去・現在・未来 |
研究課題/領域番号 |
24H02191
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 学習院女子大学 |
研究代表者 |
工藤 雄一郎 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (30456636)
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研究分担者 |
杉山 浩平 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (60588226)
白石 哲也 山形大学, 学士課程基盤教育院, 准教授 (60825321)
桑畑 光博 九州大学, 比較社会文化研究院, 特別研究者 (70748144)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
211,380千円 (直接経費: 162,600千円、間接経費: 48,780千円)
2024年度: 41,860千円 (直接経費: 32,200千円、間接経費: 9,660千円)
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キーワード | 気候変動 / 高精度編年 / 14C年代測定 / 年縞堆積物 / 集落動態 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,先史・歴史時代に起こった気候の顕著な不安定期=「暴れる気候」を水月湖年縞堆積物から抽出し,高精度14C年代を用いて考古編年と時間的に対応させ,考古学的遺跡と出土資料・試料の分析を通じて気候変動が人類活動に及ぼした影響の実態を解明していくことを目的としている。そこで,本研究では時代の変革期である日本列島の縄文時代前半期と弥生時代,近世の3つの時期において,水月湖年縞堆積物を中心とした最新の古環境データと日本考古学のデータを突き合わせることで,気候が激しく変動したときに人類はどのように対応したのかを,どこまで考古学的に描き出すことができるのか」を明らかにする。
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