研究開始時の研究の概要 |
課題(i) 遷移金属触媒を用いたC-C, C-O, C-N結合の活性化を基盤としながら、分子からカルボニル基などの汎用性の高い官能基を消去・置換することで分子骨格をリプログラミングする化学反応を開発する 課題(ii) 原子単位での分子骨格のリプログラミングを可能にする分子変換反応を開発する。N-ヘテロ環状カルベンが炭素原子等価体として機能することを予備的に報告しているが、その結果を基盤とし、より多様な分子骨格の編集や炭素以外の原子の挿入反応への展開を進める。フィッシャー型カルベン錯体の挿入反応による分子骨格リプログラミング反応の開発も進める。
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