研究領域 | 細胞内共生オルガネラのゲノム制御:技術革新から生命現象の理解と応用へ |
研究課題/領域番号 |
24H02278
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木内 隆史 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60622892)
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研究分担者 |
庄司 佳祐 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30880116)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
92,690千円 (直接経費: 71,300千円、間接経費: 21,390千円)
2024年度: 27,300千円 (直接経費: 21,000千円、間接経費: 6,300千円)
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キーワード | 共生 / ゲノム編集 / 細胞質ゲノム / 性制御 / ボルバキア |
研究開始時の研究の概要 |
節足動物の約半分に感染している細胞内共生細菌ボルバキアはオルガネラのように振る舞い, 母性遺伝により次世代に伝わる. ボルバキアは自身の感染を宿主集団内に広げるために, 宿主の性や生殖を操作することがある. また, ボルバキアに感染した蚊はマラリア原虫やデングウイルスなどの媒介性が低下する. このようなボルバキアの性質を利用した昆虫制御技術は社会問題を解決しうる.しかし,現状ボルバキアの遺伝子操作は不可能であり, ボルバキア特異的な生命現象の実行因子や作用機序の大半が未解明である. そこで本研究ではボルバキアのゲノム編集技術の開発を行うとともに,その共生機構や宿主性制御機構の解明を目指す.
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