研究領域 | 共進化表現型創発:延長された表現型の分子機構解明 |
研究課題/領域番号 |
24H02291
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 拓哉 京都大学, 生態学研究センター, 准教授 (30456743)
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研究分担者 |
岩谷 靖 近畿大学, 工学部, 教授 (10400300)
入谷 亮介 国立研究開発法人理化学研究所, 数理創造プログラム, 上級研究員 (10843980)
三品 達平 九州大学, 農学研究院, 助教 (40830162)
佐倉 緑 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (60421989)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
113,880千円 (直接経費: 87,600千円、間接経費: 26,280千円)
2024年度: 23,790千円 (直接経費: 18,300千円、間接経費: 5,490千円)
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キーワード | ハリガネムシ / 延長された表現型 / 行動操作 / 寄生 / エフェクター |
研究開始時の研究の概要 |
寄生虫ハリガネムシ類は、森林や草原で暮らす宿主の体内で成虫になると、自らが繁殖をする水辺に戻るために、宿主を操って入水させる。我々は、この行動操作において、宿主の活動量の上昇と水面からの反射光に含まれる水平偏光への正の走性強化が重要な役割を果たすことを明らかにした。しかし、その分子機構は謎に包まれている。本研究では、ハリガネムシが宿主の中枢神経系や光情報伝達カスケードに介入し、宿主の入水行動を生起する分子機構を解明する。多細胞生物間の近接的相互作用において、寄生生物による精妙な行動操作の分子機構を世界に先駆けて提示する。
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