研究領域 | グローバル南極学:大変化する氷床と地球環境の連鎖をつなぐ |
研究課題/領域番号 |
24H02344
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
関 宰 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (30374648)
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研究分担者 |
尾張 聡子 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (50846350)
石野 沙季 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 研究員 (60849975)
菅沼 悠介 国立極地研究所, 先端研究推進系, 教授 (70431898)
池原 実 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (90335919)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
184,860千円 (直接経費: 142,200千円、間接経費: 42,660千円)
2024年度: 60,580千円 (直接経費: 46,600千円、間接経費: 13,980千円)
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キーワード | 古気候 / 南大洋 / 南極氷床 / 最終間氷期 / 完新世 |
研究開始時の研究の概要 |
今後の温暖化の進行に伴い、南極氷床が急速に縮小する懸念が高まっている。現在、大規模な氷床縮小を導く氷床末端部のキープロセスとして、海洋性氷床の不安定性と海洋性氷崖の不安定性が提案されており、将来予測を左右する焦点となっている。また、これらは南大洋の大気-海洋循環構造の変化によって引き起こされると考えられている。今後の南極氷床の変動と種々の相互作用を予測するにはこれらの連鎖反応の包括的な理解が不可欠である。そこで、過去の温暖期における南極氷床と南大洋の大規模な変動を高時間解像度で復元する。データを総合的に解析することで、将来直面するような温暖気候下における南極氷床・南大洋の実像に迫る。
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