研究領域 | 分子アーキテクトニクス:単一分子の組織化と新機能創成 |
研究課題/領域番号 |
25110009
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
浅井 美博 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター, 研究センター長 (20192461)
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研究分担者 |
Buerkle Marius 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター, 主任研究員 (00756661)
中村 恒夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター, 主任研究員 (30345095)
宮崎 剛英 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター, 副研究センター長 (10212242)
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研究協力者 |
ビュルクレ マリウス 日本学術振興会, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
93,730千円 (直接経費: 72,100千円、間接経費: 21,630千円)
2017年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 33,540千円 (直接経費: 25,800千円、間接経費: 7,740千円)
2015年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2014年度: 24,180千円 (直接経費: 18,600千円、間接経費: 5,580千円)
2013年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 非平衡量子伝導理論 / 第一原理計算 / 分子エレクトロニクス / ナノエレクトロニクス / 非平衡伝導理論 / 非線形電気伝導 / 電流ノイズ / 単分子のネットワーク化 / ナノスケールでの熱輸送 / 不揮発性メモリ / 物性理論 / 量子揺らぎ / 単一分子 / 分子ネットワーク / 弾性・非弾性散乱効果 / 計数統計理論 / 電子相関効果、強相関効果 / 原子スウィッチメモリ / マルチスケール理論 / 電子・フォノン散乱 / ランダム・テレグラム・ノイズ / 電荷トラップ、デトラップ機構 / 抵抗変化型メモリ / メモリスタ / バッッファー層 / ショット・ノイズ / 熱雑音 / 非弾性散乱効果 / 電子・フォノン結合 / 抵抗変化型RAM / 電子・フォノン散乱効果 / 非平衡フォノン効果 / 完全粒子統計理論 / ショットノイズ / 熱ノイズ |
研究成果の概要 |
単分子エレクトロニクス研究の初期において不十分であった精密科学による裏付けは、計測実験と理論・計算シミュレーションの著しい進展により既に概ね解決している。本研究では単分子エレクトロニクスをより現実的な技術問題として捉え直し、その理論指針を与えるような研究を実施した。その結果、“確率共鳴法”に必要な非線形的電気特性やメモリー双対的電気特性を実現するための材料設計指針が確立し、電流ノイズを支配する材料要因の解明に成功し、単分子素子をネットワーク化する事によりネットワーク全体の電気特性をデザインするためのルールを明らかにし、ナノスケール・界面領域での熱伝導物性などの残っていた基礎科学課題を解決した。
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