研究領域 | こころの時間学 ―現在・過去・未来の起源を求めて― |
研究課題/領域番号 |
25119008
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
平田 聡 京都大学, 野生動物研究センター, 教授 (80396225)
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連携研究者 |
森村 成樹 京都大学, 野生動物研究センター, 特定准教授 (90396226)
足立 幾磨 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (80543214)
山本 真也 京都大学, 高等研究院, 准教授 (40585767)
狩野 文浩 京都大学, 野生動物研究センター, 特定助教 (70739565)
山梨 裕美 京都市動物園, 生き物学び研究センター, 主席研究員 (80726620)
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研究協力者 |
佐藤 侑太郎
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
73,190千円 (直接経費: 56,300千円、間接経費: 16,890千円)
2017年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2016年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2015年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2014年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2013年度: 17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
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キーワード | 心的時間旅行 / エピソード様記憶 / 自己認識 / 類人猿 / 進化的基盤 / 認知科学 / 実験心理学 / 進化 / 実験系心理学 / 動物 |
研究成果の概要 |
過去に思いをはせ、未来を想像する心的時間旅行の進化的基盤を探るため、ヒトに近縁な類人猿を対象に研究をおこなった。類人猿に同じ映像を24時間の間隔を置いて2回見せ、その映像を見る間の類人猿の視線を計測したところ、映像の内容を記憶し2回目に見た際に出来事を予期して視線を移動することが示された。過去の出来事を類人猿も1度見ただけで記憶できると考えられる。また、自己認識の研究では、1-4秒の遅延時間をおいて提示した自己像をチンパンジーが正しく自己と認識できることが示された。
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