研究領域 | 機動性DNAエレメントと宿主がおりなす生物多様性創出:宿主対応と継世代伝播 |
研究課題/領域番号 |
25H01303
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塩見 美喜子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20322745)
|
研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2030-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
|
配分額 *注記 |
105,430千円 (直接経費: 81,100千円、間接経費: 24,330千円)
2025年度: 28,730千円 (直接経費: 22,100千円、間接経費: 6,630千円)
|
キーワード | トランスポゾン / 宿主-トランスポゾン共生 / 卵巣由来体細胞 / 転写 / スプライシング |
研究開始時の研究の概要 |
生殖組織におけるトランスポゾン(TE)の利己的な転移は、不妊の原因となる。そのため、有性生殖を行う生物はpiRNA機構を駆使し、TEを抑制することで自身の生殖能を維持している。一方で、TEの転移は、宿主遺伝子の発現やゲノム構造に影響を与え、生物の適応能力の向上や進化に寄与する。近年注目されている「TE Co-Option」は、宿主がTE(の一部)を自身の遺伝子やプロモータとしてゲノムに取り込み、発生・分化、ホメオスタシス維持に活用している現象を指す。本研究は「TE Co-Option」の新たな形態を分子レベルで解明し、その仕組みを応用へと繋げる研究である。
|