地球史から紐解くpHストレス応答機構

• 研究領域: pH応答生物学の確立
• 研究課題/領域番号: 25H01333
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
• 研究機関: 独立行政法人国立科学博物館
• 研究代表者: 久保田 好美 独立行政法人国立科学博物館, 生命史研究部, 研究主幹 (80710946)
• 研究分担者: 土屋 正史 福井県立大学, 恐竜学部, 准教授 (00435835) ; 氏家 由利香 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (20573041) ; 栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 教授 (40397568) ; 木下 峻一 福井県立大学, 恐竜学部, 助教 (40910758) ; 石谷 佳之 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(超先鋭研究開発プログラム), 特任研究員 (60772043) ; 岩崎 晋弥 北海道大学, 地球環境科学研究院, 助教 (70751006) ; 湯山 育子 山口大学, 大学研究推進機構, 助教 (80565995)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 122,330千円 (直接経費: 94,100千円、間接経費: 28,230千円); 2025年度: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
• キーワード: pHストレス応答 / 海洋酸性化 / 有孔虫 / サンゴ / 石灰化

研究開始時の研究の概要

有孔虫とサンゴは，海洋酸性化に脆弱な海洋石灰化生物でありながら，生命の危機となるはずの低pH下においても、細胞を正常に保つシステムや、殻骨格の形成（石灰化）システムを維持するメカニズムを保持している可能性が高い。これらの生物について，低pH環境における硬組織（炭酸カルシウム骨格），軟組織（細胞）の応答を解析し，さらに遺伝子特性や分子メカニズムを明らかにすることでpHストレス応答を明らかにする。