研究領域 | pH応答生物学の確立 |
研究課題/領域番号 |
25H01334
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
荻沼 政之 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 理研ECL研究チームリーダー (50825966)
|
研究分担者 |
岡村 康司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80201987)
|
研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2030-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
|
配分額 *注記 |
148,460千円 (直接経費: 114,200千円、間接経費: 34,260千円)
2025年度: 32,630千円 (直接経費: 25,100千円、間接経費: 7,530千円)
|
キーワード | pH / ターコイズキリフィッシュ / 発生休眠 / プロトンチャネル / シグナル |
研究開始時の研究の概要 |
旧来の生命科学では細胞質内pHは安定と考えられてきたが、近年、胚発生において自律的なpH変化による「pH場」が発生を駆動するシグナルとして機能することが明らかとなった。本研究では、ターコイズキリフィッシュの発生休眠時に見られる細胞内pHの能動的低下機構を分子レベルで解明し、pH低下がどのように休眠を誘導するかを明らかにする。さらに、この機構が他の種にも適用されることを示し、pHが普遍的な休眠制御因子であることを立証する。加えて、性成熟や老化が早い特性を活かし、成体および老化過程におけるプロトンチャネルの機能を解析し、発生から老化までのライフコース全体にわたるpHシグナルの役割を探る。
|