研究領域 | 植物が創出した細胞間連絡シンプラストが駆動する環境変動下での個体統御と生存戦略 |
研究課題/領域番号 |
25H01344
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
吉田 聡子 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (20450421)
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研究分担者 |
青木 考 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 教授 (30344021)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2030-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
128,700千円 (直接経費: 99,000千円、間接経費: 29,700千円)
2025年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
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キーワード | 寄生植物 / 原形質連絡 / シンプラスト |
研究開始時の研究の概要 |
シンプラストを介した細胞質の共有は、異種植物個体の細胞間でも起こることが知られている。本研究では、宿主植物に寄生し栄養を獲得して生育する寄生植物を材料に、植物ー植物相互作用の際に誘導される新規シンプラスト形成機構を明らかにする。寄生植物には、直接的に宿主と篩管を連結する種と、連結しない種が存在しており、宿主依存度に応じてシンプラスト形成の分子機構に進化的な違いがあると考えられる。本研究では、光合成能を維持し篩管の連結が起こらない寄生植物コシオガマと、絶対寄生性で篩管の連結が報告されているネナシカズラにおける、原形質連絡形成と篩管連結を比較し、分子レベルでの相違点と共通点を明らかにする。
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