大腸菌における『生命-非生命転移境界』の可逆的横断

• 研究領域: 細胞と人工細胞を包括する『生命-非生命転移』の統一的学理
• 研究課題/領域番号: 25H01390
• 研究種目: 学術変革領域研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 姫岡 優介 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70903160)
• 研究分担者: 横山 文秋 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特別研究員 (90962647)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円); 2025年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
• キーワード: 細胞死 / 微生物学 / 一細胞計測 / 代謝 / 数理モデル

研究開始時の研究の概要

本計画研究班は、『生命-非生命転移』の学理構築という領域目標に向けて、「大腸菌における細胞死の制御」を理論・実験の融合アプローチで実現する。具体的にはまず、『生命-非生命転移境界』 周辺での大腸菌のダイナミクスを特徴づける必須代謝物質を決定する。その後に、大腸菌の蘇生実験を行う。蘇生実験では『生命-非生命転移境界』を『非生命』側へと遷移した細胞に対して、代謝物質濃度を外部から直接制御することによって、細胞を『生命』側へと強制的に遷移させる。 これらの計画研究により、『生命-非生命転移』の制御可能性を解明する。