研究領域 | 細胞と人工細胞を包括する『生命-非生命転移』の統一的学理 |
研究課題/領域番号 |
25H01392
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
栗栖 実 東北大学, 理学研究科, 助教 (00963943)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
29,640千円 (直接経費: 22,800千円、間接経費: 6,840千円)
2025年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 生物物理 / ソフトマター / 人工細胞 / 生命の起源 / 自己生産 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、人工細胞が増殖能を維持している状態(準生命状態)と増殖能を失った状態(非生命状態)の境界、「準生命-非生命転移境界」を定量解析し、両者の間の質的な差異を解明することである。実像が極めて複雑な現存の細胞と異なり、単純な分子系からボトムアップに構成された人工細胞系は構成要素とそれらの間の相互作用が全て明らかであるという、極めて大きな利点を有している。この特長を活かし、人工細胞が分裂能を維持している状態から失った状態へと緩和していく過程における、人工細胞内の化学組成変化を定量解析する。これにより、人工細胞における 「生きている」状態と「死んだ」状態を隔てる転移境界を明らかにする。
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