研究領域 | π造形科学: 電子と構造のダイナミズム制御による新機能創出 |
研究課題/領域番号 |
26102009
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
竹内 正之 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (70264083)
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研究分担者 |
高井 淳朗 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主任研究員 (90746728)
杉安 和憲 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 主幹研究員 (80469759)
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研究協力者 |
名倉 和彦
Pan Chengjun
井上 亮太
Xu Jinjia
Jung Sung Ho
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
58,630千円 (直接経費: 45,100千円、間接経費: 13,530千円)
2018年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2017年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2016年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2015年度: 17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2014年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 共役ポリマー / 超分子集合体 / 光・電子機能性 / 精密超分子重合 / 共役系高分子 / 多次元集積化 / 超分子ポリマー / 立体規則性 / π造形 / アンサンブル |
研究成果の概要 |
新学術領域「π造形科学」において、π共役系高分子の集合状態を制御し、π共役系高分子の科学における新機能・新現象の創発を目指して、自己被覆型共役ポリマーを合成し、その光・電子物性、機械特性を明らかとした。また、分子の自己集合によって形成される超分子ポリマーの精密合成をに成功し、単一の分子から1次元および2次元の超分子ポリマーを作り分ける技術を確立した。これらの成果には、班間の共同研究が大きな役割を担った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光・電子機能を担うπ共役系分子、高分子はその集まり方によって物性が異なることが多い。この新学術領域研究では、分子、高分子の所望の集合体形成をどのように達成するかに関して、分子のデザインからアプローチして研究を行った。分子や高分子そのもの構造に加えて、その分子周りのデザインも物性に大きな影響を与えることを見出した。また、同一の分子から球状、ヒモ状、シート状と異なる集合体へと導く新しい方法を発見した。これは、生体内の自己集合体構造のように複雑な集合形態を合成分子から構築できる可能性を示している。
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