研究領域 | 宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究 |
研究課題/領域番号 |
26104007
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石徹白 晃治 東北大学, ニュートリノ科学研究センター, 助教 (20634504)
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研究分担者 |
平出 克樹 東京大学, 宇宙線研究所, 特任助教 (10584261)
梅田 秀之 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60447357)
戸村 友宣 東京大学, 宇宙線研究所, 特任助教 (60361317)
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
57,850千円 (直接経費: 44,500千円、間接経費: 13,350千円)
2018年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2017年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2016年度: 20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
2015年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2014年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 超新星爆発 / 超新星ニュートリノ / 前兆ニュートリノ / 電子回路 / DAQ / 超新星前兆ニュートリノ / 重力波 / 太陽フレア / KamLAND / XMASS / 高性能電子回路 / アクシオン / ニュートリノ / ベテルギウス / SK |
研究成果の概要 |
宇宙の歴史の"今"に起こる最大の爆発現象である超新星爆発を解明するために、近傍超新星ニュートリノを中心とした研究を行った。世界でもユニークな超新星前兆ニュートリノを使った爆発前の超新星アラームをKamLAND検出器で実現した。また、最新の宇宙観測や恒星進化の発展を組み込んだ超新星前兆ニュートリノのモデルを開発した。さらに、SK、KamLAND、XMASSでは近傍超新星爆発に備えたデータ収集系の改良を行い、安定的な超新星ニュートリノ観測を実現した。神岡に限らず、世界中のニュートリノ検出器や重力波検出器と共同で超新星を観測、解析する体制を確立させることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超新星前兆ニュートリノの研究を劇的に進めることができた。これは、前兆ニュートリノを使った爆発前の超新星アラームを実現するユニークなものである。情報は広く公開されており、全世界の天文学者や物理学者に提供されている。また、近傍天体に備えた体制を確立した。上記により、次の超新星爆発のときに、神岡グループ (SK, KamLAND, XMASS)が中心となり、世界中で協力した観測&解析を行い、超新星爆発にいたる星進化を解明できる準備が整った。これにより、宇宙の歴史の"今"起こる最大の現象を究明できる。
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