研究領域 | 医用画像に基づく計算解剖学の多元化と高度知能化診断・治療への展開 |
研究課題/領域番号 |
26108004
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 嘉伸 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (70243219)
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研究分担者 |
大竹 義人 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (80349563)
SOUFI MAZEN 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (80823525)
堀 雅敏 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00346206)
高尾 正樹 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30528253)
山崎 隆治 埼玉工業大学, 工学部, 准教授 (40432546)
小路 直 東海大学, 医学部, 准教授 (50514890)
菅野 伸彦 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (70273620)
横田 太 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (60759900)
多田 幸生 神戸大学, システム情報学研究科, 教授 (70135812)
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研究協力者 |
Armand Mehran
Westin Carl-Fredrik
Zheng Guoyan
Zoroofi Reza A.
Prince Jerry L.
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
102,830千円 (直接経費: 79,100千円、間接経費: 23,730千円)
2018年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2017年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2016年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2015年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2014年度: 25,220千円 (直接経費: 19,400千円、間接経費: 5,820千円)
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キーワード | マルチスケール / マルチモダリティ / 臓器機能 / 生体シミュレーション / 診断支援 / 筋骨格 / 筋線維走行 / 肝線維化 / 医用画像 / 計算解剖学 / 多元データ / 深層学習 / 人体解剖 / 筋線維 / 生体生命情報学 / 情報システム / 人工知能 / 画像、文章、音声等認識 / 機械学習 / 医用画像・バイオイメージング / 生体モデリング・フィジオーム / 画像解剖学 / 画像情報処理 / 医用画像解析 / 統計数理 / 臨床意志決定支援 / 医療情報 |
研究成果の概要 |
本研究では、ミクロ組織・病理画像(光学顕微鏡・マイクロCT、遺体凍結高精細光学像等)、マクロ形態画像(CT,MR、超音波等)、マクロ機能画像(硬さ等)、遺体実験から得られる3次元データ、および各種検査データ(血液検査、筋力検査等)を用いて、マルチスケール解剖・機能・病理(および、それらの時間変化)を数理的に統合した「多元計算解剖モデル」を構築した。筋肉繊維走行・筋付着部を含む高忠実性筋骨格機能解剖モデルの臨床CT/MR画像からの復元、胸郭呼吸運動復元、肝線維化の疾患進行に伴う肝形状変化のモデル化等により、その有用性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、人体のマクロ・ミクロ解剖、機能、病理を統合する多元計算解剖モデルを開発し、CTやMRIなど主としてマクロ解剖を含む臨床画像からこれらミクロ解剖、機能、病理情報を予測することを可能にした点にある。社会的意義は、医療において、高度知能化医療診断・治療への応用に向けての基盤技術を提供したことである。
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