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中央アジアにおける農業生産構造に関するミクロ経済分析

研究課題

研究課題/領域番号 00F00018
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 農業経済学
研究機関早稲田大学

研究代表者

弦間 正彦  早稲田大学, 社会科学部, 教授

研究分担者 DJALALOV S.  早稲田大学, 社会科学部, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2000 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード中央アジア / 移行経済 / ウズベキスタン / 農業部門 / 総要素生産性 / 農業生産 / 農業生産組織 / 単要素生産性
研究概要

本研究は、移行期にある中央アジアの農業部門の構造変化を、実証的に分析する目的で実施された。始めに二種類のデータベースが構築され、それを用いて統計分析が行われた。まず、ウズベキスタンを中心とする中央アジア5カ国をカバーするパネルデータを収集し、農業生産の成長会計分析を行った。そこでは総合生産性の貢献について分析・考察がなされ、独立以降の総合生産性の推移が国ごとに違うことと、そして各国における農業分野における改革の内容やスピードの違いが、この国ごとの違いを説明しうることが分かった。
次に、ウズベキスタンにおいて個別農家クロスセクションデータが収集され、土地生産性や労働生産性の決定要因分析と、個人農のマーケッティング、投資、消費行動の分析が行われた。ここでは、どのような特徴を持った農業生産組織の単要素生産性が高いのか、また経営規模、土地の使用権の違い等が、どのようにパフォーマンスに影響を与えているのか統計的に検定された。また、これらに関する指標が、ウズベキスタンの異なった地域において違うのかが検定され、その違いをもたらす要因が考察された。その結果、現在のウズベキスタンの農業部門においては、経営規模、行政組織との関連の度合い、生産インセンティブの違い、また地域の違いにつながる自然環境条件の違いがパフォーマンスの違いを作り出していることが分かった。
データの分析結果は、ワーキングペーパーと大学の出版物としてまとめられた。そして、研究成果の一部は、2003年8月に開催される第14回国際農業経営学会と第25回国際農業経済学会大会でも報告されることになっている。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Djalalov, S.: "Private Farm Development in Uzbekistan Agriculture : Challenges and Opportunities"Voices in Writing, Waseda University. 52-76 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Djalalov, Gemma: "A Comparative Analysis of Trends in Agricultural Productivity in Central Asia"Working Paper, School of Social Sciences, Waseda University. 2002-2. 1-25 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2024-03-26  

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