| 研究課題/領域番号 |
00J07167
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| 研究種目 |
特別研究員奨励費
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 国内 |
| 研究分野 |
系統・分類
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| 研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
丸山 宗利 北海道大学, 大学院・農学研究科, 特別研究員(DC1)
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| 研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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| 研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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| 配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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| キーワード | ヒゲブトハネカクシ / アリ / 好蟻性 / 共進化 / 種多様性 / 進化学 / 体系学 / 標本 |
| 研究概要 |
研究代表者は、表記の研究課題において、アリと共生する(好蟻性)ヒゲブトハネカクシに関する進化学・分類学的研究を着実に進めてきた。 主な研究内容として、昨年に引き続き、ハネカクシ-アリ共生系における共進化のプロセスおよび種分化のメカニズムの解明に関する研究を進めている。本年度は、好蟻性生物-アリ間の寄主特異性の至近要因を解明するため、アリの防御物質の化学成分分析およびアリの分子系統解析を行い、その成果を国際社会性昆虫学会において発表した。また、ハネカクシ側の分子系統解析を進めており、ハネカクシ-アリ共生系における共進化とホストレースの可能性を示唆する結果が得られている。これらの成果はいままでの好蟻性昆虫研究において例のないものであり、高度な放散を遂げた好蟻性昆虫の多様化プロセスを考察する上で、重要な情報を提供するものと期待される。 いっぽう、好蟻性生物に関する分類学的な研究は非常に遅れていて、いくつかの分類群に対する体系的学再検討も進めている。本年度はEctolabrus亜属のヒゲブトハネカクシ亜科ハネカクシの分類学的再検討を行った。そのほか、クサアリ亜属アリに特異的な中国産のDrusilla属の検討を行い、3新種を記載し、また、いくつかの種に関する分布学的知見と好白蟻性ハネカクシに関する発表も行った。これらの成果は8編の論文として公表された。 また、好蟻性ハネカクシの資料整理を行った。整理は専門的な知識を持つ学生によって行われ、約5000頭の標本作成および整理を行うことが出来た。これらの標本は今後参照標本として重要な役目を果たすであろう。
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