研究課題/領域番号 |
00J10224
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
亀井 謙一郎 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | マクロファージ / NO / polyion complex / LPS / IFN-γ / L-NMMA |
研究概要 |
本年度では、本研究において構築することのできたNOセンサを用いて、細胞応答を評価の指標とした薬剤の評価系を構築することにした。本研究では、NOが細胞に影響を与える化学物質の指標となると考えた。まず、免疫細胞を用いて、免疫系に関与する薬剤の評価を行うことにした。マクロファージ様細胞であるRAW264.7細胞をプレート上で培養し、その上からプローブ型のNOセンサ、および白金電極、銀塩化銀電極を静置し、その評価系とした。この様なシステムを構築した結果、細胞毒であるlipopolysaccharide(LPS)、炎症性サイトカインであるinterferon-γ(IFN-γ)、NO合成酵素の阻害剤であるL-NMMA等の細胞に与える影響を評価することが可能になつた。プローブ型NOセンサを用いることによって、high-throughput screening(HTS)化が可能になると考えられる。また、ここまでの、結果で論文に投稿している。 本研究では、細胞を用いて、様々な薬剤評価系を構築してきた。この研究が、今後医薬研究の発展に貢献できることを、切に願う。
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