研究課題/領域番号 |
01050013
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研究種目 |
核融合特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
池上 英雄 核融合科学研究所, 教授 (10023699)
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研究分担者 |
宮原 昭 核融合科学研究所, 教授 (40023692)
伊達 宗行 大阪大学, 理学部, 教授 (80028076)
河村 和孝 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (80016865)
関口 忠 横浜国立大学, 工学部, 教授 (20010613)
橋口 隆吉 東京理科大学, 工学部, 教授 (50010640)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
26,400千円 (直接経費: 26,400千円)
1989年度: 26,400千円 (直接経費: 26,400千円)
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キーワード | 核融合 / 核融合炉 / 計算機コード / 生体影響 / トリチウム / 常温核融合 |
研究概要 |
本年度は核融合特別研究10年計画の最終年度として、総合的とりまとめの年に当り、6分野の研究項目を中心にその積極的推進を計るべく、総合総括班会議を3回開催し、我が国の核融合研究の総合的推進に努めた。本特別研究で得られた成果を確実に把握し、適切な展開方向を明示するために、評価委員による現場視察を含む評価活動を充実させ、評価委員のみによる評価委員会議を3回、各班長をも含む評価委員会を1回、開催した。さらに、総合総括班事業として下記の課題を取り上げ、研究会及び作業を行った。(事業番号と事業内容及び実績を示す)。 元ー1「RTNS-IIによる核融合炉関連研究成果の総括」RTNS-II協力研究の成果の評価・検討を総括する場を提供し、研究成果の総合的な検討・評価を行った。元ー2「核融合実験における放射線計測・ワーク・・ショップ」炉心工学と放射線計測との相互協力のための課題を整理し、まとめた。元ー3「核融合開発のためのコード開発」昭和57年度から7年にわたって実施した述べ28の整備済コードの点検を行い、全コードの概要及び使用手引きの修正版を作成した。元ー4「電場・磁場の生体影響」非電離放射線や磁場の安全基準の核融合研究環境での適合性の現状把握に努めた。元ー5「トリチウムの測定と安全取扱いの指針」トリチウムの生成から環境動態、生物影響、トリチウム施設での取扱いの注意について解説書を出版した。 また、常温核融合研究の推進をはかるため、全国の常温核融合研究者を組織化し、常温核融合の機構解明及び追試実験を進めた。
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