研究課題/領域番号 |
01060004
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研究種目 |
特別推進研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鈴木 昭憲 東京大学, 農学部, 教授 (90011907)
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研究分担者 |
片岡 宏誌 東京大学, 農学部, 助手 (60202008)
岩見 雅史 名古屋大学, 理学部, 助手 (40193768)
溝口 明 名古屋大学, 理学部, 助教授 (60183109)
長澤 寛道 東京大学, 農学部, 助手 (60134508)
石崎 宏矩 名古屋大学, 理学部, 教授 (60025343)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
226,000千円 (直接経費: 226,000千円)
1992年度: 20,000千円 (直接経費: 20,000千円)
1991年度: 25,000千円 (直接経費: 25,000千円)
1990年度: 80,000千円 (直接経費: 80,000千円)
1989年度: 101,000千円 (直接経費: 101,000千円)
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キーワード | カイコ / ペプチドホルモン / アミノ酸配列 / 塩基配列 / 免疫組織化学 / ジスルフィド結合 / ペプチド合成 / 神経分泌 / 前胸腺刺激ホルモン / ボンビキシン / 遺伝子解析 / 立体構造 / NMR / DELFIA / 羽化ホルモン / 遺伝子発現 / アミノ酸配列分析 / モノクローナル抗体 |
研究概要 |
1.前胸腺刺激ホルモン(PTTH)のアミノ酸配列をペプチドおよび遺伝子の双方から解析し、109残基の全配列を明らかにするとともに、PTTHがジスルフィド結合で架橋した2量体構造を有することを明らかにした。また、抗体を用いた免疫組織化学によりPTTHが脳の側方部2対の神経分泌細胞で産生され、アラタ体から放出されていることを明らかにした。さらに、大腸菌による大量発現に成功し、この発現PTTHを用いてジスルフィド結合の架橋様式を決定した。 2.インスリン族ペプチド、ボンビキシンの3対のジスルフィド結合を選択的に架橋させる合成法を開発し、大量合成および類縁体の合成に成功した。現在、NMRを用いて高次構造の解析を進めている。また、エリ蚕およびエビガラスズメガのボンビキシン様ペプチドの遺伝子のクローニングに成功した。 3.羽化ホルモン(EH)および性フェロモン生合成活性化ペプチド(PBAN)の遺伝子のクローニングに成功した。PBANの遺伝子には休眠ホルモンを含むPBANとC末端部分が相同なペプチドが4個コードされていた。さらに、EHは脳の中央部2対の、PBANは食道下神経節の12個の神経分泌細胞で産生されていることを免疫組織化学的に明らかにした。 4.カイコ脂質動員ホルモンの全構造を、また、休息ホルモンのN末端部分の配列を明らかにした。
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