研究課題/領域番号 |
01101012
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
田中 俊一 東京理科大学, 理学部, 教授 (20010712)
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研究分担者 |
南 茂夫 大阪大学, 工学部, 教授 (60028959)
末田 正 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (20029408)
南日 康夫 筑波大学, 物質工学系, 教授 (10133026)
大塚 喜弘 北海道大学, 工学部, 教授 (80029058)
田幸 敏治 東京理科大学, 理工学部, 教授 (20016794)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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キーワード | 光センシング / 半導体レ-ザ / 光ファイバ / 超短光パルス / ファイバ計測 / 光集積回路 / レ-ザ顕微鏡 / 光利用生体センシング |
研究概要 |
昭和61〜63年度に行われた特定研究「光波利用センシング」の50分担課題すべての成果をまとめた報告書の作成を目的とし、編集委員会を2回開催して計画を進めた。3年間の特定研究で得られたオリジナルな研究成果を判りやすい形で執筆するだけでなく、各研究に共通した基盤となる基礎的重要事項についても成果との関連で総合的に記述することとし、後者の割合を約30%とした。 以下に報告書の章立てと内容の概略を示す。1章総論(光波センシング技術の現状、干渉計測の原理、各種光計測トランスデュ-サ、光波センシングの信号処理)、2章光センシング用半導体レ-ザ(光源の基礎、半導体レ-ザ材料、新しい半導体レ-ザ技術、特性の改善)、3章光ファイバ(光ファイバと偏波保持光ファイバ、光ファイバコンポ-ネント、非線形光ファイバ)、4章超短光パルス(発生と計測、検出と応用、波形の制御、光サンプリング)、5章光ファイバセンサ(基礎、ヘテロダインファイバセンサ、偏波保持光ファイバの耐環境性、光ファイバジャイロ、光ファイバ分布センサ、干渉型温度センサ)、6章光集積回路センサ(光集積回路の基礎・材料と作成法、光ICセンサトランスデュ-サ、センサ用光回路の集積化)、7章新しい顕微鏡技術(現状、光CT顕微鏡、レ-ザ走査顕微鏡、癌細胞分析レ-ザ顕微鏡、顕微鏡画像処理)、8章光による生体センシング(生体センシングのための分光技術、レ-ザを用いる血流計測・眼底計測、細胞の電気活動測定・病理学における光センシングの利用、内視鏡画像処理)、9章新センサ・コンポ-ネント・材料(光温度センサ、積層型偏光子、軟X線用多層膜反射鏡、半導体レ-ザ応用センサ、双安定効果利用センサ、レ-ザ干渉計重力波観測、相関法による速度計)。総頁数は400頁で、大学および産業界で利用できる専門書である。
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