研究課題/領域番号 |
01102008
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
小川 仁 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60014677)
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研究分担者 |
高橋 道子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70107712)
仙波 克也 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40033550)
古屋 健治 山梨大学, 教育学部, 教授 (20020323)
内山 武治 静岡大学, 教育学部, 教授 (70022176)
八野 正男 聖徳大学, 人文学部, 教授 (80014819)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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キーワード | 3歳児 / 3年保育 / 保育目標 / 発達評価 / 幼児指導方法 / 幼児指導の方法 / 幼児の発達 |
研究概要 |
1.国立大学附属43幼稚園の月別保育目標を構成する目標行動の分析によって、含まめる29カテゴリ-500項目の半数強(288項目)が、知る・わかる、遊ぶ、楽しむの3カテゴリ-によって占められ、分布の偏りの大きいこと、園による違しのあることが明らかになった。 2.保育目標を具体化した5領域88項目による3歳入園児734人に対する発達追析調査結果は次のことを示した。 (1)各目標行動のA段階(到達目標)に入園後1カ月で達した割合は平均26.6%であったが (2)入園7カ月後にはその割合は61.3%に、また、16カ月には73.6%に達し、3歳児はその約3/4弱が入園後1.5年以内に多くの目標項目を満たすことが示された。入園後7カ月にB(補助すると可能)あるいはC(不能)と評価された幼児の50.5%はその後の9カ月の間にA評価を得た。一方、同じ期間に評価がA、BからCし下降した幼児は2.4%であった。 (3)担任教諭による評価がなかった割合は入園後1カ月では平均31.7%であったが7カ月には4.4%になり16カ月の5.8%と差がなかった。 3.到達度Aを要求する教師の割合とA評価を得た幼児数の間には0.8を超える高い相関があり、評価項目として教師から支持される割合の低いこととA評価の相関はなかった。 4.これからの結果と第二年次に実施した研究保育とその考察をもとに保育指導計画と展開および考察からなる指導事例43を編集した。 5.幼児教育関係文献100編を選び内容索引を可能にするデ-タベ-スを作製した(HISAGO P1 010N)
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