研究課題
現在の「学術用語集分光学編(文部省)」は昭和49年7月に刊行され2150語が収録されているが、その後の分光学の発展は著しく、新しい学術用語を大幅に標準化する必要が生じた。本調査研究は、昭和62年度、63年度の活動により、第3次用語リストを作成した。本年度は、この第3次用語リストについて、総括班会議、および日本分光学会関係者約100名へのアンケ-トなどで、関連諸分野との意見の調整を行い、これを各専門分野の協力者会議において検討してフィ-ドバックする形で整理した。結果は各段階で電算機フロッピ-ディスクの修正を行った。さらに再検討を要する用語について、分担者および日本分光学会編集関係者が3日間の合宿集中審議を行い第4次用語リスト(約5000語)を作成した。本年度前半で作成された第4次用語リストについて、再度、分担者・協力者の全体会議により、主として関連用語の脱落、対応する日本語の読み方、書き方のチェック、ロ-マ字表記の見直し、などの再検討を行い、第5次用語リストを作成した。これを本調査研究の最終リストとして、印刷物(アルファベット順およびロ-マ字順)ならびに電算機用語記録媒体として、研究成果を提出し、公表することとした。
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