研究課題/領域番号 |
01102044
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
亀田 弘行 京都大学, 防災研究所, 教授 (80025949)
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研究分担者 |
田崎 篤郎 東京大学, 新聞研究所, 教授 (60008183)
藤野 陽三 東京大学, 工学部, 助教授 (20111560)
南 忠夫 東京大学, 地震研究所, 教授 (10012923)
柳沢 栄司 東北大学, 工学部, 教授 (10005324)
安藤 雅孝 京都大学, 防災研究所, 助教授 (80027292)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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キーワード | 1989年ロマプリエタ地震 / 地震動 / 地盤震害 / 建築物被害 / 橋梁・土木構造物被害 / ライフライン系 / 地震火災 / 情報伝達・防災組織 |
研究概要 |
1989年10月17日午後5時4分(現地時間)に発生したLoma Prieta地震は、サンタクルズ郡一帯の震源域、および北方のサンフランシスコ市とオ-クランド市を含むサンフランシスコ湾岸地域に大きな被害をもたらした。この地震がサンアンドレアス主断層の破壊であったことに加え、人口500万人を越える湾岸地域の大都市圏を襲った地震であること、軟弱地盤による地震動の著しい増幅や砂地盤の液状化が広範に見られたことなど、わが国の地震防災と関連が深い要素が重なっていたことから、この地震の被害とその発生機構を十分に調査することが重要と考えられた。 本研究は、科学研究費の突発災害予算によりLoma Prieta 地震の調査を行ったものである。都市地震防災の観点から調査項目は多岐にわたり、以下のような7つの分野に分けて調査に当たった。 1)震源過程・地震動、2)地盤・液状化、3)建築構造物、4)橋梁・土木構造物、5)ライフライン系 6)地震火災、7)情報伝達・防災組織 調査団の主力は1989年11月3日〜12日の間現地で活動を行ったが、分野により調査時期を遅らせた場合もある。 以上の活動に基づき、現地調査団としての総合報告書をとりまとめた。
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