研究課題/領域番号 |
01300010
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 大同工業大学 (1991) 名古屋大学 (1989-1990) |
研究代表者 |
美浜 和弘 大同工業大学, 教授 (50023007)
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研究分担者 |
平賀 けん二 (平賀 賢二) 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30005912)
裏 克巳 大阪大学, 工学部, 教授 (10028938)
日比野 倫夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (40023139)
渡辺 伝次郎 東北大学, 工学部, 教授 (50004239)
藤田 広志 大阪大学, 工学部, 教授 (30028930)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1989年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 超高圧電顕 / その場観察 / 放射損傷 / 高分解能電顕 / ステレオ観察 / 〓射電顕 / 高分解能 / 立体観察 / 照射損傷 / 反射電顕法 / 格子欠陥 |
研究概要 |
本総合研究(A)"超高圧電子顕微鏡の基礎技術の向上とその応用の新領域の開拓"の研究班は平成元年度より平成3年度まで三年間に渉り実施され、本年度が最終年度となった。超高圧電子顕微鏡は通常の20OkV級の電子顕微鏡と比較して、高分解能であること、試料に対して透過能が高いこと、試料加熱および試料冷却における"その場観察"が容易であることのほか、放射損傷の研究に不可欠の装置となっていることはよく知られている。この研究期間において、この研究グル-プでは高分解能法による原子レベルでの物質構造の研究、電子線とイオン・ビ-ムの同時照射による放射損傷の研究、さらにこの装置を物質科学におけるミニ・ラボと考えて新しい物質創製を試みるその場観察による研究等の分野において幾つかの成果が挙げられて来ている。また、更新をはじめ新しい超高圧電子顕微鏡の装置が京都大学、東北大学、東京大学、大阪大学等に設置されている現状であり、将来に捗りますますその機能を発揮して行くものと期待される。 本年度は本総合研究班の研究会は11月28・29日に名古屋・厚生年金会館において開催され、プログラムにも見られるように、最近の成果の発表と共に、総括として各大学および研究所における超高圧電子顕微鏡の現状と将来展望についての報告と討論がなされ、その概要については本研究成果報告書に掲載されている。
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