研究課題/領域番号 |
01301058
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
英語・英文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
久保内 端郎 東京大学, 教養学部, 教授 (90017624)
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研究分担者 |
唐木田 茂明 東京大学, 教養学部, 助教授 (50117008)
山縣 宏光 東京大学, 教養学部, 助教授 (50017381)
小川 浩 東京大学, 教養学部, 教授 (90029736)
池上 嘉彦 東京大学, 教養学部, 教授 (90012327)
寺澤 芳雄 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (20012437)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
15,500千円 (直接経費: 15,500千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1989年度: 10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
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キーワード | 中世期英語英文学 / 言語文化・写本研究 / 本文批評 / テクスト校訂 / 語彙研究 / 文体論 / レクシコン / コンコ-ダンス / テキスト校訂 |
研究概要 |
1Beowulf/Chaucer Lexiconを究極の目標として進めているKeyーWord Studiesは、既刊の第1ー3集をもとにKeyーWord Studies in Beowulf and Chaucer 4を刊行した。これと並行してKeyーWord Study,Lexiconのあるべき姿について打ち合せ会・小委員会で検討を重ね、その成果の一部は大泉編『チョ-サ-用語総索引』、久保内並びに旧メンバ-2名による邦訳『フランツ:初期近代英語の研究』、及び分担員多数が参加した各種シンポジウム(「ピ-タ-バラ・クロニクルの言語」[日本英文学会]、'Medieval English Literature:New Approaches to Texts and Traditions'[Bristol大学Burrow教授を迎えてのJapan English Literature Seminar 1991]、「Lancelotの変容ーーMaloryからMedievalismへ」[日本中世英語英文学会])において示され、第8期に予定しているKeyーWord Studies in Beowulf/Chaucerの集大成の基盤を整えることをえた。2上記研究に不可欠な一次・二次資料の系統的網羅的収集を続けるとともに、拠るべきテクストについて検討を重ねた。Beowulfについては集注版の編集を進め、一部についてはtrial versionを刊行した。3テクスト校訂については野口を中心とするStanzaic Morte Arthurの再改訂版を刊行し、内外の専門研究者の批判を仰いだ。またThe Destruction of Troyのコンピュ-タ可読テクストをほぼ完成し、それに基づく研究成果の一部は松本がMESN,No26(1992)に報告の予定。4コンコ-ダンス作成については、Beowulfは山縣を中心としてKlaeber版を刊行した。更に平成元年度に一部を刊行したManlyーRickert版The Canterbury Talesについても新たなフォ-マットによる全体の刊行を開始し、その第1分冊を公刊した。5『中世英語英文学研究業績リスト』(1983)の増補改訂版として、MESN,Special Issues Nos.1ー3・1989ー90年度分アンケ-ト・1983年以前の補遺からなる合冊版を刊行した。
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