研究課題/領域番号 |
01301096
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
丹野 頼元 信州大学, 工学部, 教授 (80020957)
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研究分担者 |
遠藤 守信 信州大学, 工学部, 教授 (10021015)
嵩 哲夫 信州大学, 教育学部, 教授 (00008012)
高木 直樹 信州大学, 工学部, 助教授 (00163171)
野村 彰夫 信州大学, 工学部, 教授 (00115362)
近藤 昭治 信州大学, 工学部, 教授 (50106770)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 遠隔教育 / 遠隔授業 / 画像情報ネットワ-ク / 継続教育 / 生涯教育 / 地域教育 / マイクロ波 / ネットワ-ク |
研究概要 |
今年度(最終年度)は、以下の5項目に重点をおいた研究を行った。 1、学生向けの実験的ネットワ-ク講義による教育効果の定量的評価 夏休み期間に実施された集中講義の一つである「教育心理学」(8日間、6時間/日)の講義の中で、2日間について実験的授業を実施して、理解度の調査、受講生行動分析、アンケ-ト調査等を行い、直接講義と遠隔講義の評価を詳しく行った。結果として、直接講義と遠隔講義受講生との間で理解度の差は見られないと言う興味のある結果が得られた。 2、社会人向け公開講座におけるアンケ-ト調査 今年度も夏休み期間を利用して実施された二つの公開講座「やさしいメカトロニクス」(7/11〜8/29、7回)と「電気電子情報回路」(7/12〜9/29、12回)の受講生に対してアンケ-ト調査を実施した。 3、シンポジウムの開催 10月4日に開催された電子情報通信学会信越支部大会(開催場所、信州大学工学部)において、ネットワ-ク講義に関するシンポジウムのセッションを設けて意見の交換を行った。講演件数は10件あり、その内、本研究グル-プから6件の講演発表を行った。 4、高度技術情報の流通システムへの適用についての実践的検討 本学工学部と岡谷市の県精密工業試験所とをNTTのINSネット64で結び、双方向動画像伝送による工学部からの遠隔講義を行い、学外との技術情報の交換についての検討を行った。 5、研究成果の公表 前述したシンポジウムでの6件の発表の他に、教育工学研究会(電子情報通信学会)において5件の講演発表を行った。また電子情報通信学会誌の1編(投稿中)、信州大学教育学部紀要に2編の論文発表を行った。今後、電子情報通信学会誌に2編の論文の投稿を予定している、
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