研究課題/領域番号 |
01302013
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
牟田 泰三 広島大学, 理学部, 教授 (80025353)
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研究分担者 |
青木 健一 京都大学, 基礎物理学研究所, 助手 (00150912)
小平 治郎 広島大学, 理学部, 助教授 (40127080)
坂井 典佑 東京工業大学, 理学部, 助教授 (80108448)
風間 洋一 東京大学, 教養学部, 助教授 (60144317)
岩田 健三 北海道大学, 理学部, 助教授 (40000773)
井町 昌弘 九州大学, 理学部, 助教授 (70037208)
小嶋 泉 京都大学, 数理解析研究所, 助手 (60150322)
山脇 幸一 名古屋大学, 理学部, 助手 (90135301)
山田 英二 金沢大学, 理学部, 教授 (50019436)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
1991年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1990年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1989年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | 場の理論 / 対称性 / 自発的対称性の破れ / 相転移 / 電弱理論 / 重力理論 / 超対称性 / 格子ゲージ理論 / 超弦理論 / ヒッグス機構 / インスタントン / テクニカラ-模型 / 場の量子論 / 格子ゲ-ジ理論 / ワインバ-グ・サラム模型 / 量子電気力学 / 共形場理論 |
研究概要 |
3ヵ年にわたった本研究計画をしめくくるために、本年度は研究成果の取りまとめ作業を中心として研究活動を行なった。具体的には、次のような各グループの研究をさらに推し進め、それらを総合するよう努力した。 1.臨界点を離れた弦理論のマトリックス模型による研究 2.2次元量子重力理論の研究 3.電弱理論のヒッグス機構に対する複合模型の研究 4.複合ヒッグス模型における動的CPの破れの研究 5.有限温度の下での場の理論的相転移の分析 6.超対称性の自発的破れの研究。 これらの研究をまとめるために6月と9月に研究分担者全体の会合を行ない、各研究分担者の下にある研究協力者にも、必要に応じて出席してもらった。また、分担者間で中間的情報交換や取りまとめを行なうために、随時小グループでの会合を持った。 本研究計画と並行して、我々は科研費「国際学術研究」の援助も受け、米国Fermilabとの共同研究も行っており、国際的な広がりを持っている。この計画の下に国際研究集会を広島市内で行い、海外から約50名、国内から約90名の出席者を得、本研究計画に対しても多大な好影響があった。 本研究の成果を判り易いかたちでまとめるために、研究分担者と研究協力者で連絡をとりあって研究報告集を作成し、研究報告集「素粒子論と対称性」という形で報告書の中に収録した。
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