研究分担者 |
畠山 正行 茨城大学, 工学部, 講師 (90101500)
藤原 俊隆 名古屋大学, 工学部, 教授 (90023225)
西川 進栄 千葉大学, 工学部, 教授 (80009753)
佐藤 淳造 東京大学, 工学部, 教授 (80011211)
相原 康彦 東京大学, 工学部, 教授 (90011072)
保原 充 名古屋大学, 工学部, 教授 (50022992)
|
配分額 *注記 |
29,900千円 (直接経費: 29,900千円)
1991年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1990年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1989年度: 18,600千円 (直接経費: 18,600千円)
|
研究概要 |
本研究は,航空・宇宙分野における三次元流の諸問題の特性を,近年進歩の著しい実験的技術と解析・数値シミュレ-ションによって明らかにし、一次元流や二次元流からの類推では困難な三次元流の課題の解決を図り,あわせて航空機・宇宙機の研究・開発に寄与することを目的としている。 本研究の組織は、全国の大学・研究機関に属する23名の研究者によって機成され、次の各項目について分担を決め、研究を進めた。 1.三次元流の基本的性質 (1)渦流,せん断流,噴流,回転流,伴流,境界層流,剥離流,等 (2)高速流,熱流体,希薄気体流,等 2.三次元流の特性 (1)翼まわりの流れ (2)飛翔体まわりの流れ 3.三次元流の計画法の確立 4.3次元流の解析法の確立と数値シミュレ-ション 本年度は,3ケ年にわたる研究期間の最終年度にあたり,各研究者の成果の取りまとめを行った。成果の取りまとめは各項目内での研究者相互の情報交換により行うとともに、他の2つの総合研究(A)及び1つの総合研究(B)と合同で行ったシンポジウム(1992年2月3日〜4日 栃木県鬼怒川)において全体的な成果報告を行った。全体シンポジウムでは、各自の研究の評価及び応用についての検討を行い,上に述べた三次元流に特有の現象及び特性が明きらかにされたことを確認した。特に、三次元流の基本的特性を把握し得る計測法及び解析法が種々提案され,今後さらにこの分野の諸課題の解明に貢献し得ることが示された。
|