研究課題/領域番号 |
01306001
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
臼井 三平 高知大学, 理学部, 助教授 (90117002)
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研究分担者 |
隅広 秀康 広島大学, 理学部, 助教授 (60068129)
難波 誠 大阪大学, 教養部, 教授 (60004462)
川又 雄二郎 東京大学, 理学部, 助教授 (90126037)
今野 一宏 東北大学, 理学部, 助手 (10186869)
斎藤 政彦 北海道大学, 理学部(教養部), 講師 (80183044)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1989年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | (混合)周期写像 / (混合)Torelli問題 / モジュライ / (混合)Hodge構造 / 一般型曲面 / 楕円曲面 / 変形理論 / 退化理論 |
研究概要 |
次の三つの会を催した。 (1)代数幾何学とHodge理論研究集会、1989年8月23ー28日、於北大理、主催者:臼井三平、参加者42名、旅費謝金支給者11名。 (2)代数幾何学とHodge理論ワ-クショップ、1989年11月28日ー12月1日、於高知大理、主催者:臼井三平、参加者31名、旅費支給者7名。 (3)代数幾何学ミニシンポジュ-ム、1989年12月21ー22日、於東大理、主催者:川又雄二郎、参加者73名、旅費謝金支給者8名。 (1)と(2)では、計画書及び申請書に記したように、1990年8月に京都で開催される国際数学者会議、東京で開催される代数幾何学と複素多様体のサテライトコンファレンスの準備の一環として、代数幾何学とHodge理論の関係に重点をおいて、各自の研究成果を発表し、世界でのこの分野の動向について討論した。そのうち特に、3次元の分類論の成果を踏まえた曲面の分類・退化および変形理論と、それに伴なう(混合)Hodge構造の変形理論が全体を通じての主題であった。(1)と(2)での成果はまとめて北大講究録シリ-ズとして1990年5月頃に公表し、世界の主要研究所に配布する予定であり、現在準備中である。投稿者18名。 (3)は総合研究(A)(代表者:宮西正宜、阪大理)との共催によるもので、テ-マをより広く代数幾何学とし、若手研究者を主体とした会であった。この成果は上記の総合研究(A)により、公表される。 以上の外、臼井と分担者の斎藤政彦、今野一宏は特に密接に連絡を取り合い、曲面のTorelli問題について討議を深めた。 なお、代表者・分担者等の研究発表については、裏面11欄に記入出来なかった分は別紙として添える。 交付額の範囲内で上記の計画を実施するため旅費不足となり、当初予定していた印刷費を旅費の補充とし、研究成果の公表は上記の様にした。
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