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北太平洋の循環ーその平均像と変動ーの研究計画立案

研究課題

研究課題/領域番号 01306009
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 気象・海洋・陸水学
研究機関東京大学

研究代表者

永田 豊  東京大学, 理学部, 教授 (80011493)

研究分担者 杉ノ原 伸夫  東京大学, 理学部, 助教授 (50090519)
金成 誠一  北海道大学, 理学部, 教授 (70027233)
角皆 静男  北海道大学, 水産学部, 教授 (00001587)
鳥羽 良明  東北大学, 理学部, 教授 (50025277)
平 啓介  東京大学, 海洋研究所, 教授 (50013579)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード世界海洋循環実験計画 / 気候システム / 気候変動予測 / 北太平洋海洋循環 / 海洋大循環モデル
研究概要

本研究は、ここ数年来我国の海洋物理学研究者を中心に、海洋化学、海洋工学および気象学の研究者が加わって、数多くの会合、シンポジュウム等をえて立案された「北太平洋海洋循環」についての計画の、一層の改善と実施の準備を図ることを目的とした。まず、平成元年6月に、1990年から開始される国際協同プロジェクト「世界海洋循環実験計画(WOCE)」についての、第3回日米ワ-クショップを京都で開催した。そこでは、北太平洋循環についての我国と米国との間の共同研究の一層の推進を図ると共に、我国の科学技術庁のWOCE関連計画の立案に対しての本計画との調整に努めた。つぎに、9名からなる具体的な計画立案のための委員会を設け、5回に渡る会合を持った。そこでは、東大海洋研究所の白鳳丸の具体的な運行計画そして他の研究船の効率的な利用計画をも検討した。平成2年1月には本研究の班員全員からなる全体会議を開催し、平成3年度発足重点領域研究「北太平洋海洋循環モデリング」の最終的な計画案を作成することが出来た。重点領域研究は、気候変動予測をその究極の目標とし、その第一段階として、気候システムにおける海洋の果たす役割の解明に挑戦するものであり、ここでは最も未知なものとされている主躍層の形成・維持そのものに密接に関連する問題の解明を図るものである。すなわち、数年から100年の時間スケ-ルの気候変動に関与する海洋の役割を明らかにするため、北太平洋海盆の循環の実体を把握すると共に、適切な数値モデルを用いてその物理機構を解明し、数10年スケ-ルの気候変動予測に耐えられる海洋大循環モデルを確立することを目的としている。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 寺本俊彦編 永田豊,平啓介他著: "海と人類の未来" 日本学術振興会, 212 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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