研究課題/領域番号 |
01306027
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体物性学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三井 利夫 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (70000726)
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研究分担者 |
小林 克己 高工研, 放射光施設, 助教授 (20114077)
雨宮 慶幸 高工研, 放射光施設, 助教授 (70151131)
浜中 俊明 阪大, 基礎工, 助手 (60093449)
坂部 知平 高工研, 放射光施設, 教授 (30022601)
江橋 節郎 生理学研究所, 所長 (10009863)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1989年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 生物物理 / シンクロトロン放射 / 国際会議 / X線顕微鏡 / 蛋白質構造解析 / 放射線生物効果 / 動的構造解析 / 小角散乱 |
研究概要 |
本総合研究は1992年に筑波で開かれる予定の第4回生物物理と放射光国際会議の企画・準備を行い、かつ関連分野の活性化を図り、分野間の連携を密にすることを目的とするものであった。このためまず、国際会議に経験の深い研究者からなる「第4回生物物理と放射光国際会議 顧問団」を組織し、会議準備の方向づけについて議論をお願いした。第1回顧問会議は1989年6月7日に開催された。この会議の結論に従い、日本生物物理学会に主催をお願いし、承諾をいただいた。同学会では「第4回生物物理と放射光国際会議 組織委員会」を組織した。その第1回会合は1990年2月17日に開かれ、組織委員長に三井利夫、募金委員長に江橋節郎が決まり、会議開催は1992年8月頃となった。これらの会合の旅費等は本総合研究班が負担した。 本総合研究のもう一つの目的である、放射光の生物研究への応用の活性化に関しては、次のような研究会を主催、共催もしくは後援した。「X線顕微鏡の開発と生物学・医学への応用に伴う諸課題の検討」矢田慶治他、1989.8.17〜19、戸隠(後援)。「蛋白質構造解析」、坂部知平他、1989.8.30〜31、高工研(共催)。「放射線生物効果」、小林克己他、1989.9.7〜8、高工研(共催)。「筋肉とSR」松原一郎他、1989.10.5、慈恵医大(主催)。「生体物質と小角散乱」、植木龍夫他、1989.12.8〜9、高工研(共催)。 班活動の詳細は近く300頁余の報告書にまとめる予定である。 今後の予定としては、本年4月10日に第1回募金委員会が開かれる。7月2〜6日にはStanfordで第3回生物物理と放射光国際会議が開催される。その後第4回会議の準備が本格化するが、本総合研究の結果、順調に進むことが予想される。
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