研究課題/領域番号 |
01306034
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
難波 進 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (70029370)
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研究分担者 |
植村 泰忠 東京理科大学, 応用物理学科, 教授 (50011416)
蒲生 健次 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (70029445)
邑瀬 和生 大阪大学, 理学部, 教授 (50028164)
川辺 光央 筑波大学, 物質工学系, 教授 (80029446)
安藤 恒也 東京大学, 物性研究所, 助教授 (90011725)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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キーワード | メゾスコピック現象 / 極微加工 / 電子波デバイス / 量子干渉効果 / 電子波エレクトロニクス |
研究概要 |
電子の非弾性散乱長や弾性散乱長より小さい極微構造素子中では、電子の波動性が顕著となり種々の量子効果が現われる。この領域はミクロとマクロの中間でメゾスコピック領域と呼ばれ、極微加工技術の進展によって研究が可能になってきた新しい学問領域で、基礎科学および工学的応用の観点よりみて重要な研究領域である。このため新しく重点領域「メゾスコピック領域における電子波干渉効果の基礎」が組織された。本研究は平成2年度より発足する前記重点領域研究について必要な準備を進め重点領域研究を効率よく推進し、所期の目的を達するよう計画、調整を計ることを目的としている。このため、打ち合せ会を行なって研究計画の調整をするとともに平成2年1月12日大阪に於て、重点領域研究の計画研究参加(予定)者全員が参加して、互いの研究計画を発表し全体の研究計画および運営について打ち合せる会を開催した。これによって相互に理解を深め、有機的に研究を遂行できるように計った。また平成2年度春季応用物理学会(於東洋大学(埼玉県))においてシンポジウムを企画し、本研究の重要性と意義、今後の研究計画等について報告し評価、意見を求める、さらに計画研究参加者の研究計画を英文にまとめ、国内および海外の主要な研究者、研究機関に配布し、研究計画について批評を求めるとともに広報につとめた。
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