研究課題/領域番号 |
01308019
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
笹月 健彦 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (50014121)
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研究分担者 |
吉田 孝人 浜松医科大学, 教授 (90041847)
柏木 登 北里大学, 医学部, 教授 (60095502)
辻 公美 東海大学, 医学部, 教授 (30055834)
十字 猛夫 東京大学, 附属病院, 教授 (20009997)
片桐 一 旭川医科大学, 教授 (10041823)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ヒト主要組織適合抗原複合体(HLA) / 集団遺伝学 / 進化遺伝学 / 免疫遺伝学 / 臨床遺伝学 / 臓器移植学 / 国際主要組織適合性ワ-クショップ |
研究概要 |
本研究組織はヒト主要組織適合抗原複合体の構造、発現調節、生物学的機能および臓器移植における拒絶反応の機序を解析することにより集団遺伝学、進化遺伝学、免疫遺伝学、臨床遺伝学および臓器移植学の分野でHLAを総合的に研究するために編成され、補助金は以上の目的を達成するための会議費として使用された。2回の会議により、以下のような研究支援体制が整備された。(1)人類集団中に存在する、ほとんどすべてのHLAクラスII遺伝子に関するホモ接合体Bリンパ芽球様細胞株が全世界の研究室より収集され、これを必要とする研究者に供給する体制ができた。(2)HLA遺伝子およびこれをマウスL細胞に発現させたトランスフェクタントを全世界より収集し利用可能とした。(3)HLAアロ抗原に特異的な単クロ-ン抗体を収集し利用可能とした。(4)HLAトランスジェニックマウスを収集中である。この他、会議では、1991年国際組織適合性ワ-クショップの役割分担と相互間の連系について討議し、さらにHLA研究の最新情報および今後の研究方針について活発な討論を行った。
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