研究課題/領域番号 |
01308026
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝生物化学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
田代 裕 関西医科大学, 医学部, 教授 (40077558)
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研究分担者 |
永田 和宏 京都大学, 胸部疾患研究所, 教授 (50127114)
矢原 一郎 東京都臨床医学総合研究所, 部長 (60109957)
石川 春律 群馬大学, 医学部, 教授 (90010058)
広川 信隆 東京大学, 医学部, 教授 (20010085)
岡田 善雄 大阪大学, 細胞工学センター, 教授 (30029756)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 細胞生物学 / 現状分析 / 動向調査 / 細胞生物学と関連領域 |
研究概要 |
我国には細胞生物学の分野ですぐれた研究者や研究グル-プは少なくないが、これらは医、理、薬、農などの部局の種々の教室に散在し、相互の連絡と協力体制は必ずしも円滑でなく、学際的な細胞生物学として十分持てる力を発揮しているとは言い難い現状で、日米間に大きな格差が存在する。 細胞生物学は生物科学の最も基礎的かつ中枢的学問であり、我国の細胞生物学をこのような状況に放置すると、我国における生命科学全般の進歩に大きな悪影響を及ぼしかねない。一刻も早く現状を改善する必要性を痛感している。 本研究の目的は我国における細胞生物学研究の推進を計るため、研究班を組織し、次の項目について調査・分析を行った。 1) 我国と欧米における細胞生物学の現状分析と今後の動向調査 2) 我国における細胞生物と関連ある研究領域との関係 3) 日米における細胞生物学領域篠の研究体制比較 4) 科研費の分析調査とアンケ-ト調査 5) 我国における細胞生物学研究推進のためのシンポジウム開催 6) 調査報告書の作製 以上の調査の結果、文部省科学研究費の分科に細胞生物学の枠を新設することが、我国における細胞生物学の振興のために極めて有効であると結論した。
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