研究課題/領域番号 |
01450041
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小島 弘道 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80030584)
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研究分担者 |
朴 聖雨 筑波大学, 教育学系, 助教授 (40181052)
門脇 厚司 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80015924)
下村 哲夫 筑波大学, 教育学系, 教授 (20035877)
北神 正行 岡山大学, 教育学部, 講師 (80195247)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1989年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 校長像 / 役割期待 / 校長職 / リ-ダ-シップ行動 / 資質能力 / 選考制度 |
研究概要 |
本研究の目的は、今日の教育改革の中で学校に求められている、自己革新能力を担う立場にある校長への役割期待が、どのように変容される方向にあるか(現実)、またどのように変容されるべきか(期待)について校長像の転換という視点から明らかにしていくことであった。そのため本研究では、外国研究、歴史研究、調査研究という3つの柱を立て、それぞれ以下のような取り組みを行い、成果を得た。 1.外国研究では、アメリカをはじめとする諸外国の先行研究をもとに、校長像の類型化および校長に対する役割期待の類型化に関する理論的研究を進めた。これらの理論的研究にもとづき、求められる校長像として、経営機能をベ-スにした「変革・開発型校長像」が導き出された。 2.歴史研究では、日本における戦後の校長像についての歴史研究を行った。日本において校長像は、そのときどきの教育政策や教育問題と深くかかわってきたことが明らかとなった。 3.調査研究では、11月に異なった3つのタイプ(無試験、面接のみ、筆記・面接)の管理職選考を実施している6県を選び、各県の小・中・高等学校(小・中は任意抽出、高校は悉皆)の校長・教頭・教員に対して、学校の経営様式、校長の経営行動スタイル、校長の力量形成時期およびキャリア、校長の選考方法に対する意識、制度改革に関して意識調査を行った。回収率は各県とも60%以上に及び、現在分析中である。
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