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国際的司法共助の実態調査及びハ-グ司法共助条約批准の実現性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 01450074
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 民事法学
研究機関筑波大学

研究代表者

三井 哲夫  筑波大学, 社会科学系, 教授 (00209800)

研究分担者 春日 偉知郎  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (50118593)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1989年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードハ-グ証拠収集条約 / ハ-グ送達条約 / ディスカヴァリ- / ハ-グ国際私法会議 / 司法摩擦 / ハ-グ司法共助条約
研究概要

本年度は、(1)ハ-グ証拠収集条約をめぐる裁判実務に関して、加盟各国の実態調査とその取り纏め、(2)わが国におけるハ-グ送達条約による送達実務の調査・検討、および(3)前年度および今年度の調査研究の報告書の作成、の三つを研究課題とした。
(1)に関しては、証拠開示(ディスカヴァリ-)の制度を有するアメリカ合衆国と他の諸国との間で、証拠収集について認識の相違があり、これを原因とする「司法摩擦」が発生しているため、これに関する裁判例の調査・検討を進めた。また、1989年4月にハ-グで開催されたハ-グ国際私法会議の特別委員会における審議についての情報・資料の収集を試み、わが国が同条約を批准した場合に生ずるであろう実務運用上のいくつかの問題点について加盟各国の状況と比較して考察した。
(2)については、最高裁判所事務総局および法務省における聴取り調査を実施し、実態の把握に努めた。また、同じくハ-グ国際私法会議でのわが国の公式見解の表明等について外務省を通じて資料の収集をおこない、検討を行った。
(3)の研究の纏めとして、現在、各論の諸問題について論文を執筆中であり、総論については準備段階の討論を行っている。

報告書

(2件)
  • 1990 実績報告書
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 春日 偉知郎: "国際司法摩擦" 成文堂, 200 (1992)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 三井哲夫: "比較法文化論の立場から見た裁判" 筑波法政. 12号. 14-47 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 春日偉知郎: "国際民事訴訟における「司法摩擦」" 判例タイムズ. 702号. 19-33 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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