研究課題/領域番号 |
01450088
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済事情・政策学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
佐藤 博 関西大学, 経済学部, 教授 (00067472)
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研究分担者 |
藤田 彰久 関西大学, 商学部, 教授 (60121894)
橋本 征治 関西大学, 文学部, 教授 (50067633)
鶴嶋 雪嶺 関西大学, 経済学部, 教授 (70067461)
小杉 毅 関西大学, 経済学部, 教授 (80067579)
上田 達三 関西大学, 社会学部, 教授 (20067482)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 大阪大都市圏経済 / 行・財政 / 周辺地域 / 関西国際空港 / ウォ-タ-フロント開発 / 中小企業 / 革靴 / 金融市場 / 行財政 / 国際化 / 地域経済 / 経営国際化 / 水 |
研究概要 |
1.研究の目的 この研究は、近年の産業構造の変化と経済のソフト化・国際化の進展のもと産業・人口の東京一極集中が問題化している中で、大阪都市圏が高度な経済機能の集積を図り、独創的な産業と文化を創造する中枢機能を担っていく方途を実証的に究明することを目的とした。 2.研究の成果 財政、金融、地域経済社会、産業構造、中小企業、都市開発と水資源など、多面的な実態調査研究の上に立って大阪都市圏経済活性化の長期総合的戦略を究明する次のような共同研究の成果を得た。 (1)大都市圏の文化政策と行・財政の諸問題ー大阪大都市圏の文化政策とその行政的、財政的意義および役割を経済学的視点から解明した。(2)周辺地域からみた大阪大都市圏ー大都市周辺地域の発展と機能的多様化の状況に視点を据え、周辺地域の側から大都市圏の地域構造を明らかにした。(3)関西国際空港の建設と地域経済への影響ー内需拡大と関西経済の浮揚のために構想された関西国際空港の建設が地域活性化にもたらす影響の視点からの問題提起と課題究明を行った。(4)ウォ-タ-フロント開発の現状と今後の方向ーわが国のウォ-タ-フロント開発の背景、事例、問題点、課題を明らかにし、大阪ベイエリアの特性を考慮したウォ-タ-フロント開発の方向を検討した。(5)大阪大都市圏経済と中小企業ー多様性に満ちた地域構造、多種多様な中小企業が支える産業構造という大阪大都市圏の特性を重視した地域経済活性化の方途を探究した。(6)革靴製造の機械化と東京への生産の集中ー革靴製造の機械化と製造業者の大規模化が東京において進展した要因を戦前、戦後の機械化進展の状況と東京の大規模製靴業者の生産性向上の努力の中に探究した。(7)大阪金融市場の展望ー東京、愛知との実証分析による比較を通じて大阪の金融市場の実態と振興計画のあり方を究明した。
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