| 研究課題/領域番号 |
01460012
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
天文学
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| 研究機関 | 国立天文台 |
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研究代表者 |
藤本 眞克 国立天文台, 位置天文・天体力学研究系, 助教授 (90107475)
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| 研究分担者 |
春日 隆 国立天文台, 電波天文学研究系, 助手 (70126027)
清水 富士夫 東京大学, 工学部, 教授 (00011156)
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| 研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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| 研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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| 配分額 *注記 |
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1990年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1989年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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| キーワード | 重力波の検出 / レ-ザ-干渉計 / ファブリ-ペロ-共振器 / 周波数安定度 / 光リサイクリング / ファベリ-ペロ-共振器 / 重力波検出 / 周波数安定化 |
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| 研究概要 |
重力波検出は天文学に全く新しい観測手段を提供することが期待された最後に残されたフロンティアの一つである。そのため今世紀中の実現を目指して世界各地で開発研究が進められているが、天体現象から期待される重力波を検出するためには、検出器の各要素について極限の性能や精度が要求されるため、慎重な準備研究によってそれぞれの実現可能性を見極める必要がある。
本研究の目的は、レ-ザ-干渉計型の重力波検出器において心臓部を成すファブリ-ペロ-式の光共振器の制御技術の獲得を目指すこととし、具体的には、ミラ-制御法、光学的変調法、サ-ボ制御法の開発研究を行なって、レ-ザ-周波数の安定化やレ-ザ-とキャビティの周波数やモ-ドのマッチングの基礎実験と問題点の検討を行なうことであった。それぞれの実験・検討項目を要約すると、
1.隣接する2モ-ドの偏光の違いを利用したHeーNeレ-ザ-の周波数安定化。
2.ファブリ-ペロ-とレ-ザ-光とのマッチングの状態を観察するための透過光ビ-ムのCCD画像処理。
3.真空槽内に固定ミラ-のマイケルソン型干渉計を組み、真空にする前後での雑音スペクトルの比較からKHz領域で約10dBの差を認めた。
4.自由質量型のミラ-として振子式のミラ-支持とその電気的ダイピング機構の製作、測定を行った。
5.半導体レ-ザ-励起のYAGレ-ザ-の強度安定度の測定、緩和振動周波数とパワ-の関係測定と理論との一致確認、高フィネスのファブリ-ペロ-光キャビティを利用した周波数安定度の測定を行なった。
6.光リサイクリングの量子力学的計算をして感度向上可能性を確認した。
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