研究課題/領域番号 |
01460015
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大沼 甫 東京工業大学, 理学部, 教授 (00011544)
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研究分担者 |
織原 彦之丞 東北大学, サイクロトロンRIセンター, 教授 (00004432)
與増井 優 (與曽井 優) 東京工業大学, 理学部, 助手 (80183995)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1989年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
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キーワード | 不安定粒子 / スピン・アイソスピン励起 / 直接反応 / ガモフテラ-強度 / 磁気スペクトロメ-タ- |
研究概要 |
スウィンガ-およびスペクトロメ-タ-を完成し、磁石系の磁場測定の結果、真空テストの結果等はすべて所期の通りであることが、確認された。これを平行して、多芯ドリフトチェンバ-(MWDC)、単芯比例計数管(SWPC)およびその後方に置くシンチレ-ションカウンタ-の作成とテスト、装置のコントロ-ル並びにデ-タ取り込みのためのソフトウェアの開発等を行った。実際に各種のビ-ムを用いてアクロマティックモ-ド、並びにディスパ-シヴモ-ドでのトランスポ-トを行い、各種パラメ-タ-を押えビ-ム輸送の方法を確立するとともに、フェイントビ-ムと散乱粒子をスペクトロメ-タ-内に導き、スペクトロメ-タ-の第一焦点面、第二焦達面の双方について、光学系の診断、多芯ドリフトチェンバ-(MWDC)や単芯比例計数管(SWPC)などのカウンタ-テスト、デ-タ取り込み系のテスト、バックグラウンドを減少させるためのシ-ルド増強等を行い、このシステムがほぼ設計通りの性能を持っていることが確認するとともに、使用上の問題点を一づずつ解決していった。同時に液体シンティレ-タ-を用いた中性子TOF検出系の各球テストも行われ、飛行時間スペクトル、波高スペクトル、検出器の応答関数などのデ-タを得た。他方、東北大学や東大核研のサイクロトロンを用いて、実際の不安定粒子検出の諸テストを行った。 これらの実験を通じて、スウィンガ-・スペクトロメ-タ-と中性子TOFを装置を用いての ^2Heおよび〓の測定は十分現実性のあることが示された。さらに、この結果を用いて、これら不安定粒子の検出効率、三体終状態の運動学計算、ワトソン・ミグダル近仰を用いた状態密度分布と同時計測した場合に得られる一次元射影スペクトルなどの計算が行われ、今後さらにスピンアイソスピン励起モ-ドの研究を広く進めていくための各種基礎デ-タを得た。
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