| 研究課題/領域番号 |
01460114
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
熱工学
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| 研究機関 | 北海道大学 |
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研究代表者 |
石黒 亮二 北海道大学, 工学部, 教授 (20001167)
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| 研究分担者 |
杉山 憲一郎 北海道大学, 工学部, 助教授 (10002015)
坂下 弘人 北道海大学, 工学部, 助手 (00142696)
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| 研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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| 研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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| 配分額 *注記 |
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1990年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1989年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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| キーワード | 熱交換器 / 強制対流 / 結晶核生成 / 伝熱面汚れ / スケ-リング / 炭酸カルシウム / 結晶成長 / 伝熱面 / ファウリング / 結晶析出 / 結晶生長速度 / 過飽和度 |
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| 研究概要 |
熱交換器に発生するスケ-リングの基本的な挙動を探るために、当初は清浄に保たれた伝熱面上に炭酸カルシウムの水容液を流し、その析出の状態を微視的に観察することとした。析出の挙動は、溶屋の過飽和度に依存することが予想されたので、試験部を通過する溶屋の過飽和度を一定値に保つ装置を開発して用いた。結晶の成長速度は伝熱面の材質をニッケルメッキ、金メッキ、およびステンレスと変化させ、バルクと面との温度差を19.0〜33.0K水溶屋の過飽和度を4.1〜8.5、流れのレイノルズ数を5200〜12000に変化させて測定した。その結果、結晶成長速度は、面の材質やレイノルズ数に依存せず、溶液中の全カルシウム濃度と全炭
酸濃度が流路内で一定として各成分の平衡関係より算出した壁面過飽和度のみによって比較的良くまとめられることが解った。結晶核の生成速度についても、時間と共に増加する数密度の変化を計ることによって測定したが、結晶核は時間と共に一定の速度で増加するものの、その増加率を決める要素が何なのかについては特定することができなかった。
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