研究課題/領域番号 |
01480002
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
遺伝学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高橋 直樹 名古屋大学, 理学部, 助教授 (30179501)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1991年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 遺伝子 / 転写制御 / ホメオボックス / 発生 / 哺乳類 / 分子生物学 / 遺伝子の発現調節 |
研究概要 |
高等動物の発生過程は多くの遺伝子の空間的、時間的によく調節された特異的発現によって実現されいると考えられる。哺乳類の発生のメカニズムを明らかにするには、どのような遺伝子が発生過程に関与しており、それらの遺伝子の発現がどのようにコントロ-ルされているかを解明することが必要である。これらの遺伝子群の発現調節も数多くの発現調節蛋白によって行われていると考えられ、遺伝子発現調節蛋白遺伝子群の構造及び発現パタ-ンの解明及びその遺伝子産物による転写調節機構を明らかにすることによって、哺乳類発生過程の理解が大きく前進すると考えられる。我々は哺乳類発生過程に関与している遺伝子発現調節蛋白遺伝子群が生体内でどのような機能を果たしているかを明らかにするため以下の実験を行った。 T7プロモ-タ-を用いた大腸菌発現ベクタ-にマウスホメオボックス遺伝子(Hox1.1,Hox3.1,Hox3.5)を組み込んだりコンビナントを作製し、合成した蛋白に対する抗体を調製した。これらの抗体を用いたアフィニティ-クロマトグラフィ-によって、マウス脊髄及び胎児クロマチンより生体内でホメオボックス遺伝子産物が結合している塩基配列を精製クロ-ン化した。遺伝子クロ-ンの解析によりこれらの配列の近傍に存在する遺伝子を同定しその構造を明らかにしたところ、そのうちの一つがショウジョウバエ遺伝子と類似性のある末知のマウス遺伝子であることが明らかになった。現在これらの遺伝子が実際にホメオボックス遺伝子産によって発現調節を受けているかどうかを調ベている。
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