研究課題/領域番号 |
01480116
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
丸山 芳夫 自治医科大学, 医学部, 助教授 (00133942)
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研究分担者 |
高井 義美 神戸大学, 医学部, 教授 (60093514)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1990年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1989年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | 低分子量GTP結合蛋白 / GDP解離抑制因子 / 膜容量変化 / GDP解離促進因子 / VIP / furaー2 / サイクリックAMP / イノシト-ル三リン酸 / ルテニウムレッド / 巨核球 / カルシウム濃度 / G蛋白 / 膵腺房細胞 / 膵外分泌腺細胞 / アラキドン酸 / シグナル伝達 |
研究概要 |
smgP25Aの調節蛋白であるGDI(GDP解離抑制因子)は分子量約5万の単一ペプチドであり、smgからのGDP解離抑制をかいしてsmgの機能発現を抑制している可能性がある。各種分泌細胞における細胞内GDIの効果を、膜容量の変化(開口放出)を指標として調べた。ラット副腎クロマフィン細胞にGDIを打ち込み、電位依存性Ca電流により誘発される膜容量増加反応の時間経過を比較した。実験結果は、200nMのGDIを含む溶液で細胞内を潅流した場合、誘発膜容量の時間依存性減少が顕著であった。これは当初の予想(smgの開口放出への関与とその機能のGDIによる抑制)と矛盾しない。しかし、実験途上しばしばGDI標本間のバラツキが観察され、未だ確定するに至っていない。GDI精製過程の改良(脂質成分の除去等)が待たれる。 一方、smgP21Bの調節蛋白であるGDS(GDP解離促進因子)はAキナ-ゼの協調の下、GDP解離促進をかいして同smgを活性化すると期待される。膵腺腺房細胞を用い、現在同様の細胞内打ち込み実験を試みている。膵腺腺房細胞にはVIP受容体があり、cAMP(Aーキナ-ゼ)をかいして開口放出を誘発するとされている。事実、VIP(10nM)の投与はCa非依存性に膜容量の増加を促す。しかし、cAMPとGTPγSの細胞内同時投与はしばしば無効のことがあり、他の細胞内因子の関与が考えられる。GDSの打ち込みおよび他因子の存在も含め、現在実験途上にある。
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