研究課題/領域番号 |
01480136
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
遠藤 仁 東京大学, 医学部(医), 助教授 (20101115)
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研究分担者 |
鄭 圭鎔 東京大学, 医学部・医学科, 外国人研究員
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1991年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1990年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1989年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | Podocalyxin / 限外濾過 / 陰性荷電障壁 / Puromycin aminonucleoside / Streptozotocin / Stainsーall染色 / 単離糸球体 / 単離系球体 / 糖タンパク / puromycin aminonucleosideネフロ-ゼ / stains-all染色 |
研究概要 |
平成2年度までに腎糸球体病態モデルにおけるpodocalyxinの病態生理学的意義を明らかにすることができたので、平成3年度にはpodocalyxinの構造解明と病態発症における役割の解析に向けて以下の実験を行った。 1)糸球体の単離と糖タンパクの可溶化。 ラット腎よりメッシュ法で糸球体を大量に単離し、0.2%Triton Xー100で可溶化した。この一部をSDS電気泳動とstains all染色でpodocalyxin存在を確認した。 2)WGA affinity column chromatographyによる部分精製。 前のステップ可溶化されたタンパクをWGAーsepharose 4Bと12時間4℃で反応させた後洗浄、Nーacetylーβーglucopyranosideで溶出させた。この分画をphosphotungstic acidで沈澱させ、acetoneで溶出を試みた。 3)ゲル濾過による精製 前のステップまでで数本の糖タンパクのバンドが得られており、podocalyxinも含まれていることは確認できたので、これ以降における単一バンドまでの精製を目下試している。最終的にはペプチドシ-ケンサ-分析に足る量の分取を目指している。以上の各段階での分取可能なタンパク質が限られているので、スタ-ティングマテリアルを増大させることに専念している。
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