研究課題/領域番号 |
01480258
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
中畑 龍俊 (1990) 信州大学, 医学部, 助教授 (20110744)
赤羽 太郎 (1989) 信州大学, 医学部, 教授 (60020715)
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研究分担者 |
小池 健一 信州大学, 医学部, 講師 (40143979)
中畑 龍俊 信州大学, 医学部附属病院, 講師 (20110744)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1989年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 多能性造血幹細胞 / インタ-ロイキン / 造血因子 / ILー3 / ILー6 / SCF / Ca^<2+> / PKC / in vitro / 白血病細胞 / 小児 / in vitro培養 / プロテインキナ-ゼC / Ca^<++> |
研究概要 |
正常多能性造血幹細胞、白血病細胞に対する各種インタ-ロイキン(IL)、造血因子の作用機構に関する基礎的検討を行い以下の結果をえた。 1)、多能性造血幹和細胞をinvitroで増殖させる最も効果的な因子の組み合せは、マウスではILー3+ILー6であった。マウス未分化造血幹細胞中にはILー3のでは増殖できず、ILー3とILー6のの円名を必要とする集団が存在することが明らかとなった。ヒトについても同様の検討を行い.現在のところILー3+GMーCSF+SCFが最も造血幹細胞の増殖を刺激する条件であった。 2).マウス骨髄、ヒト骨髄より非喰食細胞を分離後、Percoll比重遠沈法により細胞を分画した。さらに各分画の細胞より各種line age特異状体陰性、CD34(ヒト)、SCAー1(マウス)陽性細胞をイムノビ-ズおよびFACSを用いて分離した。最終段階での細胞の30〜50%がin uitroでコロュ-を形成した。 3).小児白血病細胞のなかにはGーCsF、GMーCSF、ILー3(骨髄性)、ILー2、ILー3、ILー7(リンパ性)に反応して増殖する症例がみられた。 4).成熟好中球をGーCSF、GMーCSF反応後、細胞内Ca^<2+>濃度をカルシウム顕微測光システムを用いて測定したところ、充分に評価できる結果(Priuing効果)がえられた。純化した造血幹細胞を用いて同様の検討を行ったが、現在の方法では明らかなCa^<2+>、PHなどの変化はみられなかった。 5).現在まで不明であったトロニボポエチンqlつがILー6であることが明らかとなった。 6).プロティユキナ-ゼC(PKC)の活性化およびd・own reg ulationと細胞増殖との関係が明らかとなった。
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