研究課題/領域番号 |
01480269
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松本 邦彦 (1990-1991) 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (30117907)
秋貞 雅祥 (1989) 筑波大学, 臨床医学系, 教授 (90110494)
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研究分担者 |
阿武 泉 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (50138707)
勝田 茂 筑波大学, 体育科学系, 教授 (70038446)
三森 文行 国立環境研究所, 環境健康部, 主任研究員 (90125229)
井上 多門 筑波大学, 物理工学系, 教授 (10168453)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1989年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | NMR / muscle metabolism / endurance training / aging / Aging / exercise physiology / ^<31>PNMR / muscle energetics / ^<31>P NMR / training / Sports medicine |
研究概要 |
本研究は、ラットのライフスパンが約2年半であることを利用して、性成熟が完全に終了している16週齢より2年間の持久的トレ-ニングを負荷し、3カ月毎に同一ラットについて^<31>PNMR法により安静時、運動中および回復中の筋エネルギ-代謝を検討した。 その結果、トレ-ニング開始3カ月時における安静時の高エネルギ-燐酸化合物については差が認められなかったが、運動中および回復中については、明らかにトレ-ニング群がコントロ-ル群に比べてより高い筋エネルギ-代謝能を示した。この傾向は、その後においても見られ、24カ月時までトレ-ニング効果は維持された。本研究で見られたトレ-ニング効果とは、持久的トレ-ニングによってATPの再合成能力が高まり、運動中の細胞内のADP濃度が低いレベルで維持されていることであった。 本研究をまとめると、長期にわたる持久的トレ-ニングは、加齢による筋エネルギ-代謝能をの低下を抑制し、24カ月時齢(ヒトでいう高齢者)においても、中年時に近に能力を保持させえることが明らかとなった。
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