研究課題/領域番号 |
01480504
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病院管理学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
大櫛 陽一 (大櫛 洋一) 東海大学, 医学部, 教授 (20203747)
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研究分担者 |
田久 浩志 東海大学, 医学部, 講師 (00188129)
津田 豊和 東海大学, 医学部, 非常勤講師
大塚 洋久 東海大学, 医学部, 教授 (80050508)
山林 一 東海大学, 医学部, 教授 (60055697)
尾崎 恭輔 東海大学, 医学部, 教授 (90119660)
渡辺 一平 Tokai University School of Medicine, Assistant (50147162)
岡本 裕一 Tokai University School of Medicine, Assistant (60185486)
中村 正彦 東海大学, 医学部, 教授 (40096243)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1989年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 振り分け外来 / プライマリ-ケア / MUMPS / プライマリケア / 振分け / 振分け外来 / CAI / 診断論理 |
研究概要 |
今回患者の訴えや徴候をもとに、専門科への患者振り分け論理を作成し、コンピュ-タ上で稼働できるようにすることを試みた。実際の、受診科案内、診療所での本システムの使用を通じて評価を行い以下の結果を求めた。 1)患者のセルフケアとしての評価は、診療所の患者を対象としたアンケ-ト調査で行った。その結果、患者全員が本システムの出力結果を受診の有無の参考にするとしたため、本システムは患者セルフケアシステムとして使えると考えた。また、そのためにはシステムの使用方法を簡便にする必要があることを指摘した。 2)専門科への振り分け機能の評価は、東海大学医学部付属病院の受診科案内の窓口でおこなった。その結果、現時点で調査対象とした患者の70%を妥当な診療科へ振り分ける事が可能な事を求めた。 3)病診連携の支援としての検討は一診療所では紹介患者数が少ない事より行わなかった。しかし、診療所の医師より自分の専門外の疾患を見る場合の支援、病院の外来医師、診療科等の情報入手に本システムを使用したいとの意見を得た。本システムはデ-タベ-スシステムであるので、これらの要望に対応する事は可能である事を示した。 4)本システムの応用として在宅医療、保健婦活動の支援などを提案した。その場合、音声合成ボ-ドを使用してプッシュホンによる音声応答システムを構築すると有効である事を提案した。
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