研究課題/領域番号 |
01480505
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
椎名 晋一 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40013867)
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研究分担者 |
西堀 真弘 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (60189305)
保崎 清人 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (80013944)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1989年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | レ-ザ-カ-ド / 光カ-ド / デ-タの信頼性 / 診療情報 / 医療情報 |
研究概要 |
光カ-ドの信頼性については試験的に51枚のカ-ドについて温度、太陽光、湿度、外力などの影響を1カ年に亘って調査した。その結果、温度、湿度および一般的外力については影響が見られなかったが、太陽光により大きな影響を受けた。 平成元年9月に患者個人の診療情報を光カ-ドへ書き込み、かつ読み出すプログラムが新たに完成したので、研究代表者と共同研究者の保崎が受け持つ外来患者の医療情報をカ-ドに書き込む作業を開始した。その後、文字情報だけではなく、顔写真や心電図波形を記録して、それらのデ-タについても信頼性を検討することとした。 その時点で108名の患者に同人のデ-タを書き込んだカ-ドを渡し、来院の都度持参させて、デ-タの変化の有無を検討するとともに、新デ-タの書き込みを行なった。 6か月間にわたり患者のカ-ド保管状況によるデ-タの変化の有無をチエックして得られた成績は平成2年3月に開催されたSecond World Conference of Patient Cardsにおいて発表した。その後、更に1年間にわたる経過で書き込みエラ-が若干生じた。すなわち、書き込みエラ-が発生することにより、診療レベルでの実用化にはカ-ドの信頼性が未だ改善を要し、メ-カ-サイドで更に信頼性を高める必要のあることを明らかにした。
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