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タイプA行動の変容に及ぼす不安とセルフ・エフィカシ-の効果

研究課題

研究課題/領域番号 01510081
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 心理学
研究機関早稲田大学

研究代表者

坂野 雄二  早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (10134339)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードタイプA / 不安 / セルフ・エフィカシ-
研究概要

Jenkins Activity Survey(JAS)によって抽出されたタイプA行動者とノン・タイプA行動者(各6名)を対象として、(1)解決困難な課題場面でのタイプA行動者特有の解決方略が存在するかどうか,(2)嫌悪刺激を伴う課題場面において、タイプA行動と不安、セルフ・エフィカシ-との関係はどのようになっているか、(3)タイプA行動者が不安に対処するときに、セルフ・エフィカシ-を向上させる手続きはどうような効果を持っているか、という点を検討するために実験を行った。
用いられた課題は、数列穴埋め課題10題で、制限時間内に課題を解くことができない場合には、嫌悪刺激として電撃が与えられた。また、各試行に先立って、課題をどのくらい確実に解くことができるかについてのセルフ・エフィカシ-評価が行われ、各試行後には、セルフ・エフィカシ-を向上させるための操作として、心拍数と末梢皮膚温のフィ-ドバック、および言語的教示が与えられた。
実験の結果,
(1)タイプA行動者は、ノン・タイプA行動者に比べて反応時間が短く、行動的反応傾向にある。
(2)タイプA行動者は、課題成功にともなってセルフ・エフィカシ-を高く見積もる傾向にある。
(3)タイプA行動者は、自らの生理的反応に関するフィ-ヒドバック情報を有効に活用することのできる傾向にある。
等の諸点があきらかにされた。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 坂野雄二: "タイプA行動の変容に及ぼす不安とセルフ・エフィカシ-の効果" 行動療法研究.

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

URL: 

公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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